バタフライハグでストレスをなくそう【トラウマの解消に役立つ方法】

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心の傷を癒やす方法

カウンセリング

うつ病にも応用

災害や虐待などのネガティブな経験が、心的外傷後ストレス症候群の原因になることはよく知られています。また遠い過去の記憶であっても深刻なトラウマとなって残り、無意識のうちにさまざまな障害を引き起こすことがあります。うつ病の原因を探ってみると、子どもの頃の辛い経験にたどり着くといったケースが少なくありません。原因がはっきりすれば症状も劇的に解消されるわけですが、そこまでには多くのプロセスが必要になります。まず患者とカウンセラーの間に、どんなことでも話し合える信頼関係を築かなければなりません。そして患者は、二度と振り返りたくない辛い記憶と正面から向き合う必要があります。ちょうど外科手術のように、かなりの苦痛を伴う治療になるので注意が必要です。このような苦痛がなくても、簡単に心の傷を癒せる方法として、近年ではバタフライハグが提唱されています。バタフライハグのやり方は、両腕を体の前で交差させ、左右の肩を交互に2分間ほど叩くだけです。これだけでトラウマや不安・憂鬱などネガティブな感情が和らぐとされています。この方法はハリケーンの甚大な被害に遭ったメキシコで、心に傷を負った子どもたちに行われ、大きな成果を挙げたと報告されています。バタフライハグは幼児から老人まで、誰でも簡単にできるのが特徴です。道具も必要ありませんし、時間も場所も選びません。またセラピストやカウンセラーと深い信頼関係を築く必要もないので、すぐに始められるというメリットがあります。そのため多数の被災者が出る地震や洪水などの現場で役立つと期待されています。なぜバタフライハグが心的外傷の治療に効果的なのか、まだ詳しいことは分かっていません。体の左右を交互に刺激することが、大脳の情報処理過程に影響を与えるという仮説が提唱されています。アメリカやイギリスでは眼球を左右に動かすEMDRという心理療法も行われており、バタフライハグはその簡易版という位置づけになります。精神科ではバタフライハグの他にも、精神分析や認知行動療法などさまざまな心理療法が試みられています。うつ病は薬物療法で症状を緩和することも重要ですが、深いところにある原因を取り除くことが根治に繋がります。どんな心理療法を得意としているかは、医師やクリニックによって異なります。自分に合っていそうな治療法を探し、クリニックで説明を聞いてみるのもひとつの方法です。すんなりと納得できれば、治療もスムーズに進められるでしょう。

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